こんにちは。慶應義塾大学大学院 理工学研究科 修士1年の枡田 真奈です。8月から6週間、LINE株式会社の20201年度夏季インターンシップ「技術職 就業型コース」に参加させていただき、リサーチインターンとして、AIカンパニー/AI ResearchチームのComputer Vision Labチーム (CVL)に配属され、「2D/3D バーチャルヒューマンを機械学習モデルによって動かす」という研究に取り組みました。本レポートでは、我々が目標としている課題と、インターンシップにて取り組んだ内容・成果について説明します。
バーチャルヒューマンを動かすとは?
バーチャルヒューマンは、近年、2D/3Dともに発展してきています。現在は、このようなバーチャルヒューマンは人間の動きをキャプチャーしたり、体だけは実際のモデルを使うなどして動いている映像を作成していますが、それだと作成できる動きの数には限界があり、今後、AR/VRの世界にバーチャルヒューマンが進出していくには、より自然な動きを自動で生成できる技術が必要になります。今回のインターンでは、そのための基礎技術の研究に取り組みました。この技術